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パートの賃上げは5.9%…UAゼンセン

流通や外食、繊維などの労働組合が加盟するUAゼンセンは、2023年春季労使交渉となった2023年3月16日午前10時時点の妥結状況を発表しました。

パートタイマー1人当たりの賃上げ率は5.9%となっており、2012年の団体結成後、最大級の上げ幅となっています。



見通しの良いはずの“魔の交差点”で衝突 重体だった80歳職員が死亡

愛知県稲沢市で、介護施設の送迎車と乗用車が衝突し、10人が病院に搬送された事故で、重体だった80歳の男性が死亡しました。

この事故は2023年3月30日午前9時ごろ、愛知県稲沢市小池(こいけ)の信号のない交差点で、介護施設の送迎車のワンボックスカーと乗用車が衝突し、あわせて10人が病院に運ばれたものです。

このうち、介護施設のパート職員で、意識不明の重体だった愛知県愛西市の上田敬三さん80歳が、30日午後9時過ぎ搬送先の病院で死亡しました。

今回の事故では乗用車がワンボックスカーの左側面に突っ込んでいて、警察が事故の原因を詳しく調べています。



認知症高齢者グループホームで"入所者の頭を何度もたたく"

2023年3月20日朝、北海道函館市にある認知症高齢者のグループホームで、入所の89歳の男性の頭をたたいたとして同月29日、職員の31歳の男が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、介護職員の男(31)です。

男は3月20日午前6時~午前7時30分にかけて、函館市宝来町にある認知症高齢者のグループホームで、入所者の89歳の男性の頭を手で数回たたいた疑いがもたれています。

3月28日に施設の関係者から警察に「施設内で職員による入所者への虐待があった」という情報提供があり、捜査を進めて男の逮捕に至りました。

警察によりますと、男は施設の2階の共用スペースで、男性の頭を叩いたということです。

調べに対し、男は「自分がやったことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察は動機とともに、暴行が日常的だったかや他の入所者にも暴行をしていたかなどを捜査しています。



在留外国人は過去最多の307万人

出入国在留管理庁は2023年3月24日に2022年末時点で日本に在留する外国人が307万5213人だったと発表しました。

内訳は、中国76万人、ベトナム48万人、韓国41万人となっています。


高齢者世帯「ナンバーディスプレイ」「非通知着信拒否」機能が無料

NTT東日本、西日本は2023年3月22日、かかってきた電話番号を表示する「ナンバーディスプレイ」と非通知着信を拒否する「ナンバーリクエスト」を2023年5月1日より無料化すると発表しました。

犯罪被害を理由とする固定電話の番号変更は2023年4月1日より無料となります。

無料化の条件は、70歳以上の契約者と70歳以上の同居人がいる契約者です。

月額440円の利用料のほかサービス導入に伴う2200円の工事費も無料となります。

すでに契約済みの利用者は改めて申込必要があります。


保育所利用要件緩和、育児給付金制度改定、児童手当所得制限撤廃など子育て支援充実

政府は2023年3月末にまとめる少子化対策の「たたき台」に、全ての家庭が就労状況の有無を問わず、保育所を利用できる制度を創設し、出産後の「育児休業給付金」を受け取れる非正規労働者を拡大するとの内容を盛り込む方向で調整に入りました。

親が働いていない、規定以下の就労時間の家庭についても短時間利用などができる仕組みを設け、また育休給付金も週20時間未満でも加入できるように見直す予定です。


自民党は3月22日に子供・若者輝く未来会議を開き、児童手当の所得制限撤廃を明記しました。

児童手当の所得制限をなくし、15歳までの受給対象年齢を18歳まで引き上げ、多子家庭の増額も実施する方針です。

また将来の課題として、出産費用の保険適用も検討しています。


ビジネスケアラー(働きながら家族等の介護をする人)2030年に318万人

経済産業所省は3月14日に産業構造審議会経済産業政策新機軸部会で、2030年に家族介護者が833万人となり、その内ビジネスケアラーが318万人に上る見込みと発表しました。

経済的損失は約9兆円となり、対応として家事代行等の新たな受け皿サービスの整備、サービスの質の担保などが必要としています。



高齢者受け入れ医療機関は診療報酬での加算等

厚生労働省は2023年3月8日、新型コロナが2023年5月8日から5類に移行するのに伴い、介護が必要な高齢者の入院を受け入れる病院に報酬の上乗せをします。

一方これまでの手厚い特例加算は段階的に縮小していく方針です。



コロナワクチン5月8日より無料接種開始!高齢者、介護・医療従事者等

厚生労働省は2023年3月7日に新型コロナのワクチン接種について、無料の接種を来年3月まで継続すると決定しました。

重症化リスクの高い高齢者などは、5月と9月の年2回の接種を行い、重症化リスクの高くない人は9月から接種を行う予定。

高齢者のほか、介護従事者・医療従事者等についても、5月8日より無料接種を開始する。



脳が老けやすい「家」の特徴

2023年3月1日ニッポン放送の「ドクターズボイス」で、慶応大学理工学部の伊香賀俊治氏が、室温や湿度が健康などに与える影響について話しました。


(1)通っている幼稚園と自宅の両方の室温がちょっと寒いと病欠が2.6倍多い

(2)通っている幼稚園と自宅のどちらか一方の室温が寒いと病欠が1.6倍多い

(3)湿度が40%を下回る介護施設で働いているスタッフは、まばたきの回数が増え、眠気、だるさを訴える人が多い

(4)寝室が乾燥していると、中途覚醒が3倍高まり、いびきをかく確率が1.6倍高まる

(5)室温が低めの家に住む方は、脳の萎縮が早く進む

(6)WHOは冬の室温は18度以上を強く勧告しており、18度以上だと生活習慣病のリスクが低下し脳も若く保て、睡眠の質が上がるとしている



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