【今回の記事の有用性】
・読むと暇な時間の作り方が分かります(忙しい!を改善できます)
・現場リーダーを育成する重要性が理解できます(生産量に対するボトルネックを理解できる)
・着地点設定の重要性が理解できます(ネック工程の改善について理解できる)
・時間ができるので稼働率を上げる仕事に専念できます!
忙しい!無理!これは正しい感情です
日々の業務が忙しくて、稼働率を上げるために広報活動したり、見学会を開催したり、営業に行ったりする時間なんてない!
この感情に間違いはありません。
なぜなら、本人がそう思っているからです。
本人がそう思っている限り行動には結びつきませんし、第三者がこの感情を全否定して怒ったところで何も進展しません。
なぜなら、第三者が人を変えることはできないからです。
じゃあ稼働率がだんだん落ちてくるのを待つしかないのか・・・と言えば
そういう訳でもありません。
着地点を変えることが重要です!
日々の現場業務が忙しいと感じている人は、日々の現場業務を1番大切な仕事に設定しています。
つまり現場業務に対する優先順位が高いということですね。
でも、今事業所を経営していくにあたって一番のボトルネックが"稼働率の低さ"だとしたら?
一番優先順位の高い仕事は、営業や広報になる訳です。
この着地点の見誤りが仕事における低生産性を生み出していきます。
(この低生産性の原因を見抜き解決するのがマネジメントの仕事なので、本来管理者に現場業務をする時間はない)
着地点(ゴール)を見誤ってしまうと、そこに向かうプロセス(過程)が全て間違ってしまいます。
(サッカーで自分のゴールに点決めて喜んでいるような状況です)
重要なのは、正しい着地点から目を逸らさずに
正しい着地点に向かって建設的な思考を繰り返す事です
サッカーに置き換えてみると理解して頂きやすいかもしれません。
自事業所の職員で11人の即席サッカーチームを作って、世界トップチームのバルセロナと試合をするとしましょう!
みなさんどうですか?
目の前にそびえたつメッシやスアレスの迫力に驚いて、勝てるわけがないと絶望しているところでしょう。
中には、ボールを追いかけることを辞めて帰ってしまう職員がいるかもしれません。
でもそれで正解なんです
だって現実的に考えて勝てるわけがないんですから(笑)
ただ、だからと言って自分のゴールにシュートを決めだす勇敢な職員は1人も出てこないと思うんです!(笑)
勝利することが絶望的な中でも、パスを繋げて相手のゴールに向かってプレイをするはずです。
だってサッカーって相手のゴールにボールを入れたら1点取れるってゲームだから!(ここが着地点)
サッカーというゲームの着地点は有名で、誰でも知っていることなので方向性を見誤った行動を起こす確率は低いですが
ビジネスは多角的で、着地点が1つに決まっていないことが多いため、間違った着地点を設定してしまうことは多くあります。
今回の記事では、先述したように
否定的な感情を抱く事自体は間違っていなくても、向かっていく方向性(着地点)を見誤ってしまわないようにするためのロジックを
提案させて頂ければと思っています。
直ぐに答えを伝えたいところですが、それを理解するには基本的な経営学を理解する必要があるので、最初に経営学に触れながら答えを
伝えていく方式で執筆させて頂きます。(できるだけ面白く書くので許してください!)
事業所の運営改善に役立つ情報となっていますので、ぜひ最後まで見て頂き実践して頂ければ嬉しいです!