【サービスの質向上】デイに求められている機能の「社会的孤立感の解消」と「家族の身体的・精神的負担の軽減」で満足度アップ
社会的孤立感解消の流れ
社会的孤立感の解消も、基本的ケアと同様に以下の流れで考えていきます。
社会的孤立感解消の流れ
社会的孤立感の解消も、基本的ケアと同様に以下の流れで考えていきます。
現場でよくある事例
勤務して3年目のAさん。
社交的・献身的で仕事はテキパキとこなし、ご利用者の前ではニコニコしています。
しかし休憩時間や業務終了後になると仏頂面になり、職場の処遇や上司、同僚などあらゆる人への悪口が絶えません。
噂話や他人の不幸話も大好きで、スタッフのプライベートについていろいろな人に話すため、ほかのスタッフからも苦情が出るようになってきました…。
こういったことが現場で起きた時に皆さんはどのように対応されますか?
ポイント
・食堂及び機能訓練室、静養室、相談室及び事務室があるか
・食堂及び機能訓練室は合計が3㎡×利用定員以上の面積か
・相談室は遮蔽物の設置などにより、相談内容の漏えいに配慮されているか
・消防法などの法令に規定された消火設備、非常災害時に必要な設備を備えているか
・サービスの提供に必要な設備・備品を備えているか
・同じ設備を利用して宿泊サービスなどを行う場合、届出を行っているか
常勤換算方法による休暇などの取り扱い
【問1】
常勤換算方法により算定される従業者が出張したり、また休暇を取った場合に、その出張や休暇に係る時間は勤務時間としてカウントするのか。
皆さんは人と接する中で「え?どうしてそんな受け止め方をするの?」と感じた経験はありませんか?
人それぞれ性格や考え方が異なるように、同じ出来事を経験しても受け止め方は多種多様です。
たとえば、急に雨が降ってきた場面でも、人によってさまざまな捉え方をします。
まず、介護事業所でプロモーション活動を行うべき理由について確認しておきましょう。
介護事業所がプロモーション活動を行うことによって、以下のような効果が期待できます。
・地域、利害関係者の認知を取り、利用者を増やす
・他の介護事業所との差別化を図り、競合優位性を獲得する
・イメージアップを図り、信頼性を高める
・他の介護事業所と就業環境の差別化を図り、職員を獲得する
・自社の就業環境が他社よりも優位であることを発信し、職員が定着する
【事例】
家族
「昨日頼んだ役所へ提出する計画書、何でまだできていないんだよ。すぐできるって言ってただろ。それにさぁ、今日取りに来ることもわざわざ伝えてたのに、どうなってるんだよ、いったい!すぐ何とかしろよ、わざわざ来てるんだから」
ほかの利用者に聞こえるような声で、家族の方がある相談員に詰め寄っていました。
あいにく担当相談員は公休で、代わりに話を聞いているようです。
相談員
「申し訳ありません。あいにく○○(担当相談員)はお休みを頂戴しておりまして…。明日、○○(担当相談員)から連絡させるようにいたします」
家族
「明日って言われてもさぁ、そもそも明日は仕事があるから今日来たんだよ。だったら、もういいから家に郵送してよ」
相談員
「承知しました。大変申し訳ありませんでした」
仕事は一日の大半を占めるものです。
職場で人間関係の悩みを抱えていると、それが本人にとって大きなストレスになることも頷けます。
実際に、新卒3年以内離職者を対象にした労働政策研究・研修機構の調査結果によると、新卒の3割近くが人間関係を理由に退職をしています。
人間関係の悩みを代表とする心理的ストレスは、じわじわとメンタル面や仕事のパフォーマンスに負の影響を与えます。
職場の雰囲気をつくるのは、その職場にいる人自身です。
「褒め言葉」に代表される「前向きな言葉」が飛び交う職場では、信頼関係に基づいたポジティブで良好な人間関係を築くことができます。
管理者
■管理者は原則、常勤専従
管理者は常勤専従で配置しなければなりませんが、「事業所の管理上支障がない場合」に限り、事業所の他の職種、同一敷地内の他事業所などの職務に従事することが認められています。
家族・利用者のモンスター化が増えている
近年、増加傾向にあるクレーマーのモンスター化という問題について、デイサービス職員としても何らかの対応が求められています。
まず今回は、モンスター化したクレーマー対応以前に、そもそもの対応の基本原則の再確認をしたいと思います。
基本原則がしっかり定着していない事業所は、モンスター化したクレーマーには到底太刀打ちできません。
基本原則をしっかりと理解・実践できる事業所運営を目指していきましょう。