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【マーケティング×利用者増】ホームページを充実させて認知度を高めよう!Part2

今回は内部データ分析を中心に解説します


前回の記事で、世の中は第0印象で評価される時代なので、自社ホームページを制作することはもちろん、SEO対策を実施して

露出度を高めていく必要があることを説明しました。また、基礎的なSEO対策の手法についてもお話をさせていただきましたね。

今回は、そういった日々の活動や自社ホームページがうまく機能しているのかどうかを定量的に評価するための手法について

解説を行っていきます。


今回は「データ解析」が中心です。

難易度は誰でもわかる「初級編」程度にまとめてみましたので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。


解析に使用するのはGoogle Analytics(以下、GA)です。

GAは、「サイトへの訪問者数」や「「サイト内でのユーザー行動」等を分析することができる便利ツールで、

設定方法についてはこちらの記事が優秀なので、サイトに設定してからこちらの記事を見るようにしてください(*^^*)


それでは、具体的なGAの使い方(効果的で実践的な)について解説をしていきます。



【サービスの質向上】BPSDの発生機序

BPSDは高次脳機能障害を基盤とするところへ何らかの要因がきっかけとなり発生する

BPSDは、記憶障害や注意障害などの高次脳機能障害を基盤とするところに、何らかの因子がきっかけとなって二次的に発生する症状です。

記憶障害や注意障害そのものから直接発生するのではなく、そのときの身体状況やコミュニケーション、環境、活動、心理状況などによって惹起・助長されるものです。

従って、介護職はBPSDに対応する際、どのような障害が基盤となり、どのような身体状況・コミュニケーション・環境・活動・心理状況が症状発生に関与したのかを推測することが必要です。

また、どのような状況がBPSDを発現させやすいのかを把握し、そのような状態をつくらないことも重要となります。



【サービスの質向上】入浴のリスクマネジメント

入浴時に多い事故を防ぐ

入浴時に多い事故は以下の通りです。

入浴時には溺水や熱傷など、命にかかわる重大事故が起きやすいため、浴室の環境設定や本人の体調の事前チェックなど、リスクマネジメントが重要です。

また、「入浴時に起きやすい6大リスク」も覚えておきましょう。

リスクマネジメントでは、発生予防、発生時対応、発生後対応の3つのフェーズでの対応が必要です。

発生予防は、個人の努力に頼るのではなく、物理的環境やシステムの改善など、組織としてリスクの発生を予防する仕組みを作りましょう。



【基準・算定要件のポイント】個別機能訓練加算Ⅰについて

個別機能訓練加算Ⅰには、(イ)と(ロ)があります。

個別機能訓練加算Ⅱは、利用者ごとの個別機能訓練計画書の内容等を厚生労働省にLIFEを用いて提出し、フィードバックを受けサービスの質の向上を図ることが要件です。


【個別機能訓練加算】

■個別機能訓練加算Ⅰ(イ)…56単位/日

・専従の機能訓練指導員が直接実施。

・心身機能、活動、参加にバランスよく働きかける目標を設定。

・個別または5人までの小集団に実践的訓練を実施。


■個別機能訓練加算Ⅰ(ロ)…85単位/日

(イ)の要件にプラスして、サービス提供時間帯を通じて専従の機能訓練指導員を1以上配置。


■個別機能訓練加算Ⅱ…20単位/月

・個別機能訓練加算Ⅰ(イ)または(ロ)の上乗せ評価(LIFE活用加算)。

・月に1回算定。



【サービスの質向上】入浴の基本的な考え方

入浴の意義・目的を考える


入浴には、清潔保持以外にもさまざまな意義や目的があります。

自立した入浴を支援するためには、入浴にあるそれらの意義・目的を「身体面」「精神面」「社会面」などで考え、より高める視点を持つことが大切です。



【基準・算定要件Q&A】通所介護の人員基準

管理者


<チェックポイント>

・管理者は常勤専従か

・兼務の場合、管理業務に支障はないか



【サービスの質向上】BPSDとは

問題行動から行動障害へ、そしてBPSDへ

BPSDとは、Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略で、「認知症の行動と心理症状」と訳されます。

BPSDには、妄想・幻覚・徘徊・焦燥などさまざまな症状があり、これらの症状は今まで「問題行動」「行動障害」と呼ばれていました。

しかし、「問題」と考えるのは介護側からの一方的な見方で、「障害」されているのは行動ではなく認知面であり、認知面の障害に起因する正当な行動(例えば、トイレの場所が分からず、我慢できなくなって廊下の片隅で排尿するなど)であることから、これらの言葉は使用されなくなりました。

一方、BPSDという表現が学会はじめ多方面で使用されるようになり、現在では厚生労働省などの文書にも使用されています。

ただし、BPSDという言葉には、


(1)一般の人には理解できない

(2)「認知症の行動と心理症状」は長すぎる、かつ一見して何のことか分からない


などの課題もあります。

これらの課題を解決し、認知症の人のケアや対応する人に対して、「ケアや対応の思考の方向性を示す言葉」を作ることが望まれます。



【基準・算定要件Q&A】送迎減算

送迎減算は、居宅と事業所との間の送迎を行わなかった場合に、片道につき減算の対象となります。


■送迎減算

47単位減算/片道につき


<チェックポイント>

・送迎の有無を確認し、片道か往復か計画に位置付けているか

・宿泊サービスの利用者への減算は適切か

・同一建物減算の対象者の取り扱いは適切か



【サービスの質向上】「何か」を理解しやすい環境設定

認識しやすい「物」

新しい物は、しっかり見えていてもそれが何か分からないことがあります。

認知症の方は記憶力の低下により新しい物に対する認知・理解が低下し、記憶に残っている昔の類似物品に当てはめて認識してしまうこともあります。

デザインが今までにないものであったり、違う用途の物に似ていたりすると誤認しやすくなるので注意が必要です。



【基準・算定要件Q&A】同一建物減算

同一建物減算は、事業所と同一建物に住む利用者、同一建物から通所する利用者にサービス提供を行った場合に適用される減算です。


■同一建物減算

94単位減算/1日につき


<チェックポイント>

・同一建物に該当するか

・例外的に減算の対象にならない場合について確認しているか



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