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【スタッフマネジメント】「グレー職員」は事業所に悪影響を与える【労働能力欠如型編】

「労働能力欠如型」のグレー職員への対応

例えば、


【1】業務指示には従うが、ふて腐れた態度を取る

【2】業務はこなしているが聞くまで連絡・報告がない

【3】社外の人への態度が悪く評判が悪いあるいは社内での評価が悪い


といった職員がいたら、職場のモラルは低下し、【3】などでは対外的信用を損なう恐れもあります。




【スタッフマネジメント】「グレー職員」は事業所に悪影響を与える【勤怠不良型編】

問題職員とまでは言えないが、それに近いグレー職員にどう対応したらよいでしょうか。

グレー職員とは、例えばいつも始業ギリギリに出社する、あるいは「電車遅延」「道路が混んでいた」を理由にした遅刻が多い、業務指示には従うものの、ふて腐れた態度を取る、業務はこなしているが聞くまで連絡・報告がない、社外の人への態度が悪いため評判が悪く、社内での評判も悪い、セクハラ・パワハラ一歩手前の行動を取る、機密は明かしていないがソーシャルメディアなどで、社内の事情を掲載している、などの職員を指します。

このような職員を放置しておけば、その問題行動が改善されることなく永遠に続くことになります。



【サービスの質向上】機能に対するケア~心身機能(身体機能と精神機能)~

【心身機能の定義】

心身機能とは、身体系の生理的機能(心理的機能を含む)です。

身体構造とは、器官・肢体とその構成部分などの、身体の解剖学的部分です。


【機能障害の定義】

機能障害(構造障害を含む)とは、著しい変異や喪失などといった、心身機能または身体構造上の問題です。


身体機能には、筋力、筋持久力、関節可動域、体力、柔軟性、バランス感覚などがあり、精神機能には、記憶、注意、認知、感情などがあります。




【サービスの質向上】見当識について

■見当識障害と認知症

見当識とは、自分がいる場所や日時などの基本的状況を把握する能力のことです。

ICF(国際生活機能分類)では、「自己、他者、時間、周囲環境との関係を知り、確かめる全般的精神機能」と説明されています。

見当識には「時の見当識」「場所の見当識」「人の見当識」があります。



【サービスの質向上】自宅での入浴支援(2)自宅でのチェック・訓練・介助のポイント

「実際に入浴のシミュレーションをする」「実際に自宅で入浴をしてみる」ことで、必要な環境を確認します。

環境設定では以下の点にも注意が必要です。



通所サービスの変遷【デイの変遷】

報酬削減の第一標的


通所系サービスは事業所数が多いため報酬額も大きく、報酬削減の第一標的となっています。

過去に、大規模デイの増加抑制のため規模別単価が導入されました。

その後、他業界から小規模デイへの参入が相次いだため小規模デイに対する報酬抑制が実施され、次いで、午前1単位・午後1単位の1日2回転のデイが増加したためADL維持等加算の算定条件等による抑制が行われました。

令和3年度は再び大規模デイが標的となり、給付管理での単価計算が変更されました。

規模別単価については、厚生労働省の会議の中でも「国は介護の効率化と言いながら、デイの規模を大きくして効率化したら報酬を下げる。言っていることとしていることが違うではないか」との反論が必ず出ていたのですが、今回の給付管理での改定については、ほとんど反対意見がでなかったのは不思議でした。

近年、報酬単価削減や職員不足等の影響で事業所数の伸びは停滞していますが、通所リハは年2%の微増を継続しています。

その要因としては、診療報酬での外来リハの締め付けと介護分野へのリハ移行推進、短時間デイケアの優遇等が考えられます。



【サービスの質向上】早期に低下する機能要素の刺激・活用

早期に低下する機能の刺激・活用


早期から低下する機能を刺激・活用する

介護分野での認知症予防で中核となる方法は、早期から低下する脳機能を刺激・活用することで、低下の遅延化、維持・改善を図ろうとする方法です。

認知症に初期に低下する機能には、以下の機能が知られています。



【サービスの質向上】自宅での入浴支援(1)自宅の浴室・環境の特徴を知る

デイでの訓練は自宅での入浴の自立を目指すために行います。

そのため、自宅の浴室などの環境を確認し、自立した入浴のために必要な環境整備の助言や介助方法の指導などをする必要があります。

まずは、一般的な家庭の浴室の特徴などについて理解しておきましょう。



【サービスの質向上】認知症の予防的アプローチ【感覚-認知面に注目したプログラム】

感覚について


私たちは、光や色、音、温度、重力など、常にさまざまな感覚の刺激を受けています。

これらのさまざまな感覚刺激が、意識の維持や運動の発現の源になっています。

また、運動中も「感覚からのフィードバック」というシステムがあるがゆえに、より正確な運動が可能となります。このように、運動・行為と感覚は切っても切れない関係にあります。

感覚は、目や耳、皮膚などにある感覚器から入り、色や形、音、接触などが知覚され、脳の連合野でそれが何であるか認知されます。

感覚は、認知機能とも切っても切れない関係にあります。

認知症になるとさまざまな感覚機能が低下することや、さまざまな感覚刺激が症状緩和に役立つことが分かっています。

認知症予防においても感覚に注目した活動が大切です。



【サービスの質向上】入浴が苦手な方、嫌な方へのアプローチ

認知症などの影響で入浴が苦手な方、介助を嫌がる方も多くいます。

そのような方には声かけや介助方法を工夫して、できるだけ心地よく入浴してもらえるようにしましょう。


【1】介助の質を高めるアプローチ

【2】服を脱ぐのが苦手な方へのアプローチ

【3】移動や基本動作が苦手な方へのアプローチ

【4】お湯をかけるのを嫌がる方へのアプローチ

【5】洗体関連のアプローチ

【6】湯船の中から立ち上がれない人へのアプローチ

【7】その他のアプローチ



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