【報告】全国老施協大会・研究大会

2023.02.07

2023年1月26・27日に栃木県宇都宮市で「第1回全国老人福祉施設大会・研究会議(平石朗会長)が開催されました。

リアル開催は3年ぶりで、大会と研究会を一本化した初の大会でした。


<介護新時代への前進~現場革新と科学的介護の新たな形~>

第1回大会・研究会は、上記テーマのもとで実施されました(大会・フォーラム委員長:菅原哲雄氏)。


デイの経営危機で対策急務


1日目午後からのディスカッション「魅力あるデイサービスと生き残り戦略」では、参加者が多く、デイの運営が課題となっている法人が多いことが分かりました。


■30人未満デイでの「利用控え」の影響大!1.67ヶ月分減少


協会調査で、「利用控えあり」のデイは、79.2%で平均1ヶ月分以上の利用減となっており、20人未満は1.49ヶ月、30人未満は1.67ヶ月、31-40人は1.00ヶ月、41人以上は1.02ヶ月分の減少で、特に30人以下の小規模デイが大きな影響を受けていることが分かりました。

デイは収益-1.2%の赤字で平成29年以降640件もの退会があり、その41.2%が縮小・廃止のためとなっていました。

そのため、「外部のコンサルティングを入れて経営改善を後押しする必要がある」(波潟幸敏デイサービスセンター部会長)とのことで、26ケ所のデイにモデル事業者として外部コンサルを導入されています。

今回は、その中の2ケ所のデイが活動報告を行っていました。

コンサルの鎌田氏は、「レポートの課題ができている事業所は、経営者が改善にコミットし現場に出ていること」と述べ、トップと現場管理者との意思疎通が重要と述べました。

波潟部会長は「成果が出るまでには3年かかると考えている」とし、今後も経営支援に力を入れていくと述べられました。