電気料金は6月まで据え置きへ…大手9社が発表

2023.04.26

大手電力会社10社のうち九州電力を除く9社が、6月の家庭向け電気料金を据え置く見通しであることが2023年4月20日に分かりました。



月刊デイ編集長:妹尾弘幸の雑感


一昨年からの物価上昇は、介護事業運営に大きな影響を及ぼしています。

電気代の高騰は、特に入所・入居系事業者にとって大きな打撃でした。

共益費などの値上げで対応した事業者も多かったようです。

一方居宅系サービスは、値上げを補填・回収する術がないため、電気料金のアップは、入居系よりもダメージが大きかったかもしれません。

4月に予定されていた値上げが、6月以降に延期されることは喜ばしいことではありますが、可能であれば値上げそのものが無いほうが良いわけです。

全産業の労働賃金よりだいぶ低い賃金で働かされている介護職員を抱える介護事業者としては、労働賃金の高い電力会社には身を削る思いで経費削減の実行をお願いしたいものです。