脳が老けやすい「家」の特徴

2023.03.13

2023年3月1日ニッポン放送の「ドクターズボイス」で、慶応大学理工学部の伊香賀俊治氏が、室温や湿度が健康などに与える影響について話しました。


(1)通っている幼稚園と自宅の両方の室温がちょっと寒いと病欠が2.6倍多い

(2)通っている幼稚園と自宅のどちらか一方の室温が寒いと病欠が1.6倍多い

(3)湿度が40%を下回る介護施設で働いているスタッフは、まばたきの回数が増え、眠気、だるさを訴える人が多い

(4)寝室が乾燥していると、中途覚醒が3倍高まり、いびきをかく確率が1.6倍高まる

(5)室温が低めの家に住む方は、脳の萎縮が早く進む

(6)WHOは冬の室温は18度以上を強く勧告しており、18度以上だと生活習慣病のリスクが低下し脳も若く保て、睡眠の質が上がるとしている



月刊デイ編集長:妹尾弘幸の雑感


より良い環境設定が利用者の体調管理、生活の質改善につながります。

事業所だけでなく自宅環境についても指導しましょう。