病院の診療報酬請求ソフトを共通化へ

2022.07.13

厚生労働省は、ベンダーごとに作っていた「診療報酬請求システム」について、プログラムを共通化する方針だ。

2年に一度の診療報酬改定時の改修費の高止まりを解消し、医療保険制度のコスト低減につなげるねい。

厚生労働省は、支払基金や保健医療福祉情報システム工業会と協議し、年度内に結論を出す見込み。



月刊デイ編集長:妹尾弘幸の雑感


医療や介護の記録や請求ソフトは、国が先頭を切って共通化し、各事業所に無料配布をすれば普及し、データ量も増え、解析精度も上がることは自明の理です。

なぜ、早くからしないのかがわかりません。

今回、医療請求システムの共通化が開始されることから、将来は「介護の請求ソフトの共通化」「介護記録ソフトの共通化」「医療記録ソフトの共通化」「医療と介護の紐づけ」または「それが可能となるAIソフトの開発」へと進んでいくでしょう。