生産年齢人口が5年前に比べ226万6232人減少

2021.12.02

11月30日(火)に2020年の国勢調査の確定値が発表されました。

15~65歳の生産年齢人口は7508万7865人となっており、5年前より226万6232人減少しています。

また総人口は1億2614万6099人となっており、こちらも5年前から94万8646人減少しています。

一方で総人口の内訳は日本人1億2339万8962人、外国人274万7137人となっており、こちらは5年前より増加傾向になり全人口の2.18%を外国人が占めています。

日本の世帯数は5583万154で前回に比べ4.5%増えた一方で、単身世帯は全世帯の38.0%を占め、単身高齢者は5年前に比べ13.3%増の671万6808人となっており、5人に1人が一人暮らしとなっています。



上記に対する雑感

生産年齢人口が年間45万人も減少しています。

弊社がある広島県福山市の人口が47万人ですので、この5年間毎年「福山市」が消滅していることになります。

現状のまま進んでいくと想定より全ての産業で人手不足が急激に悪化し、介護業界もより一層人手不足が増悪します。

そして単身高齢者世帯も急増しており、これに対する介護業界としての対策も急がれます。


【令和2年国勢調査 調査の結果】

https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/summary_01.pdf