新型コロナウイルス関係
2022.12.15
【1】東京都新型コロナウイルス感染は2023年1月の第1週がピーク…民間会社QUICK予測
2022.12.14
金融情報会社QUICKが12月13日発表した新型コロナウイルスの動向予測で、2023年1月の第1週がピークとなる見通しを示しました。
ピーク時の感染者数は2万~2万7千人と予測しており、第7波時ピークの4万人よりも低い見通しとなっています。
【2】コロナワクチン有料化検討開始
2022.12.14
厚生労働省は、12月13日に新型コロナワクチンの公費負担について議論を始めました。
現在の接種単価は約9,600円で2021年度は2兆3,396億円の事業規模でした。
インフルエンザは接種単価が約5,300円で、現在重症化しやすい65歳以上の人を定期接種の対象とし実費で一部を支払うことで接種が受けられる仕組みとなっています。
【3】中国コロナ緩和継続で感染が急拡大
2022.12.14
中国政府がコロナ対策の大幅な緩和策を打ち出して12月14日で1週間が経過します。
中国国内では感染拡大しており、人手不足で経済の混乱が広がっているようです。
【4】インフルと同等と判断できない
2022.12.15
厚生労働省に助言する専門家チームは12月14日、新型コロナに対し「季節性インフルエンザと同等と判断できる条件を満たしていない」とする見解を公表しました。
新型コロナは変異株の登場と共に感染力が増し、ワクチンなどの免疫力が低下し、循環器系の合併症死亡増加などの報告もなされていることが理由のようです。
月刊デイ編集長:妹尾弘幸の雑感
入所・入居系サービスは年末年始の感染者増、濃厚接触者増に備える必要があります。
年末年始は代替職員の確保も難しく、医療機関も休業中が増えますので、重症化時の対応が困難となるからです。
また、社会全体として感染者が激増しています。
そのため介護分野でも感染者・濃厚接触者増により職員不足が激化しています。
厚生労働省事務通知【令和4年3月16日・7月26日 一部改訂】では、濃厚接触者であっても、無症状で抗原検査陰性などの諸条件を満たす場合は、勤務可能ですが、利用者に感染させるリスクなどを考慮すると、実際に勤務させることは困難な場合が多いのではないでしょうか。
コロナ感染発生時、濃厚接触者発生時の対応について、迅速かつ適切に対応できるか、今一度各部署でシミュレーション訓練しておきましょう。