建築費工事価格が6ヶ月連続で最高

2024.02.14

建設物価調査会が2023年2月13日に発表した1月の東京地区の建築費指数(工事原価)は、マンション、オフィス、工場の3部門で前月から0.1~0.3%上昇し、いずれも過去最高となりました。

コンクリート杭などの値上げが浸透し、工事費を押し上げた格好です。

H鋼など建設用鋼材では、1月以降メーカー各社が値上げを打ち出しており、現場作業員の給与増も含めて今後さらに建設費用の値上がりが強まる可能性があります。



1月の建築費指数は以下の通りです。(2015年 = 100)

・マンション(鉄筋コンクリート造):128.0  

・オフィスビス(鉄骨造):129.9

・工場(鉄骨造):129.8

・木造住宅:134.1