外国人技能実習生などの水際対策が週明けにも緩和

2021.11.03

政府は、新型コロナウイルス感染症の水際対策緩和に乗り出す意向を示しました。

週内にも緩和策を発表し週明けから運用が開始される予定。

「ビジネス目的などの新規入国者受け入れ」「ワクチン接種者の待機措置の緩和」を柱とする見込み。

また外国人技能実習生や留学生、ビジネス目的の短期入国者についても新規入国を認める方向で調整を進めています。

現在、在留資格の事前認定を受けながら入国できていない人は37万人にのぼっています。

その7割が技能実習生や留学生となっており、現在は日3,500人の入国制限を段階的に5,000人規模に増加する見込み。

また、ワクチン接種者の待機期間も技能実習生や留学生は最短10日程度に短縮する反面、企業や大学が行動管理をする条件が付加される予定。

なおビジネスの短期滞在は最短3日となる。



上記に対する雑感


介護現場でも技能実習生や特定技能の外国人従業者に頼る現場も多く、一日も早い緩和・解禁を待たれています。

1日5,000人の入国上限のうち半数の2,500人を技能実習生などに充てたとして37万人×0.7=約26万人の待機者への対応には104日かかる計算となります。

2022年3月頃には全員が入国できている感じでしょうか。

しかし、ウイルスが活発化する冬期に第6波が来てしまうとこの予定も大きく変化する可能性があります。

まだまだ予断を許さない状況です。