保育士不足緩和へ資格保有者の復職支援の拡大・保育補助者雇用へ支援金

2023.09.26

子ども家庭庁は2024年から、保育士資格を持つ者を保育補助者として雇用する際に支援金を出す(現在は無資格者だけか対象)。

保育資格保有者が復職する際、まずは補助者として復帰したいという希望があった場合、定員が121人未満の施設は、年に233万円ほど121人以上だと467万円程度が支給される。



また復職先が円滑に決まるよう保育所の就労環境や処遇情報を提供する、保育士キャリアアドバイザーを2024年度に新設する。

2020年時点で資格を保有していながら保育士として働いていない人は102万8,000人で、10年前よりおよそ1.6倍に増えています。

保育士の有効求人倍率は2022年度で2.46倍と全産業の有効求人より1.31倍高くなっています。