ブルー・オーシャン戦略

2021.07.16

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン」とした上で、競争のない未開拓市場を「ブルー・オーシャン」と呼びます。つまり、「ブルー・オーシャン戦略」とは、「競争のない新たな市場・顧客を創り出すための方法論」を指します。

ブルー・オーシャン戦略でポイントになるのは、「新たな価値を低コストで提供する」ということです。

既存の介護保険サービス、特にデイサービスは全国各地に約45,000ヵ所あります。

これは、全国各地のコンビニの数と同等です。

ということは、デイサービス単独の事業は「レッド・オーシャン」となります。

下記を参考として、地域の中、介護保険外サービスの中、介護保険サービスとしての「ブルー・オーシャン」をマーケティングしてみるのも、事業戦略の一つかもしれません。


(1)新たな価値を低コストで提供

⇒「何を増やし、何を削るのか」を考える

(2)顧客のメリット6視点×顧客の6つの活動ステージ

⇒(1)が決定したら、次に顧客のメリットを考えるための6つの視点(「顧客の生産性」「シンプルさ」「利便性」「リスク」「楽しいイメージ」「環境への優しさ」)と顧客の6つの活動ステージ(「購入」「納品」「使用」「併用」「保守管理」「廃棄」)を掛け合わせたマトリクス図を使った「戦略マップ」を作成し、実現可能かどうかを考える




<マップが完成したら検討すべき内容>

・生産性が最も上げられる部分はどこか?

・最もシンプル化できる部分はどこか?

・利便性を最も高められる部分はどこか?

・最もリスクが高い部分はどこか?

・楽しさを付け加えられるのはどの行程か?

・環境に優しくするためにふさわしいのはどの行程か?