ハウス食品グループ、全社員に介護研修を開始
2022.02.01
ハウス食品グループは社内調査を行い、1割が介護中、約半数が3年以内に介護に直面する可能性があり、40~50代に限れば6割に上がるとの結果を受けて、全社員に介護研修を開始した。
介護と仕事の両立支援を手掛けるリクシス(東京・港区)の調査によると、ビジネスケアラーの6割が「介護の物理的、心理的負担がつらい」となっており、半数が「仕事のパフォーマンスが下がった」、3割弱が「介護をしながら今の仕事は続けられない」との結果を公表している。
同社の佐々木裕子社長は「多くの人が仕事と介護を両立させる有効な選択肢を見出せていない」と指摘してる。